2016年3月15日火曜日

はじめまして!チームほととぎすです!

はじめまして。「チームほととぎす」です!

 みなさん、
「ほととぎす漬」ってご存知でしょうか…

 昔、藤枝宿で、一膳飯や茶漬けに添えて評判になった漬物。それが「ほととぎす漬」です。

 木枯しや木枯しの森のほととぎす 聞くたびごとに涙こぼるる

こんな古歌から名付けられたこの漬物は、地元の酒蔵が持つ豊富な酒粕を漬け床とした漬物。白うりの奈良漬けを紫蘇の塩漬けで巻きます。紫蘇の下には辛子が隠れているため、その歌のとおり涙が出るほど辛い漬物。

近年まで製造されてきましたが、時代と共に次第に忘れられ、今では幻の漬物となってしまいました。

この漬け物をなんとか再現できないか…

「藤枝おんぱく」をきっかけに、幻の名物「ほととぎす漬」を再現してみようと集まったのがチームほととぎすです。

居酒屋「おもひで横町 藤枝市場〜(通称:エダバ)」の元に、ゆかりの人々が集まり、記録資料、テレビ番組で紹介された映像などから、「ほととぎす漬」がどのようなものだったかを探り出し、「藤枝おんぱく2015」のプログラムで、なんとか再現。
プログラムは成功でした!

現在は、地元の食材を使った地元産の「ほととぎす漬」を作ることができないかと奮闘中です!

「藤枝おんぱく」とは、「藤枝温故知新博覧会」の略で、藤枝市内の各地で地域資源を活用した「地域体験プログラム」を開催するイベントのこと。